クイズ!オチはなんでしょう?

コミュニケーションって大事だなって思うんです。

職場で仕事の話ばかりだと気が滅入るじゃないですか。

冗談の1つ2つ混ぜていかないと、雰囲気悪くなっていくでしょ。

そんな感じで仕事にあんまり関係ない世間話なんかをするわけなんですけどね。

何人かにちょっと許せないっていうか、聞き手のことを考えてねえなって話し方をされまして。

「〜でさ、なんて言ったと思う?」

 

オチのクイズ形式ね。

これはね、もし心当たりある人はやめたほうがいいですよ。

聞き手に対してキラーパスもいいところです。

オチを予想させて、かつそれを超えない程度の回答をさせるわけですからね。

まず、話し手側は多少の回答に耐えうるしっかりとしたオチを用意しとかなきゃいけないわけですよ。

その時点でセルフでハードル上げてますからね。

で、最も問題な点は聞き手に余計なプレッシャーを与えるというところです。

普通の答えじゃなくて、多少捻った答えを出すことを強いてしまうんです。

普通の回答が0でオチが100だとしたら50〜80の回答を用意させるわけですよ。

打ち合わせもしてない、初めて話を聞く素人に。

しかも本オチと同じベクトルの答えでパワーが劣ってる回答でないといけないわけですから。

聞き手に相応の技量を求めるわけですよね。

「お前、俺のオチパワーを予想してそれの踏み台になる程度のパワーの回答を出してくれよ。」

これ、もはやパワハラです。

 

『普通は0パワーなんだけど、あることが起こったんだ。何だったんだと思う?』

『60ですか?』

『それが100なんだよ。』

っていうきれいな掛け合いを所望しておられるんでしょうけど、回答者にどれだけの心的負担を与えているか想像しているのでしょうか。

同じベクトルでパワーが低すぎても高すぎてもダメで、考えすぎてもダメという条件付き大喜利をやらされる部下の身にもなってみてはいかがでしょうか。

 

というわけで愚痴回は終了です。

心当たりのある方は、早急に改めるようにしてください。

もしくは、「なんて言ったと思う?〜だったんだよ」

って自己完結する枕詞のように使ってください。

もしくは、1000万パワーくらいのオチを用意しろ。