五月病のベクトル操作
もうだめだ。
おしまいだ。
何やってもうまいこといかない。
後手のメンタルが後手の行動を呼び、さらに後手のメンタルに陥っていく。
そしてどんどん沼にハマっていくわけですね。
そう、五月病です。
誰がつけたかその名前。
まさしくですね、今、それを患っているわけですよ。
そらもう落ち込むわ、落ち込むわ。
精神のベクトルがもう下向いてますからね。
精神と肉体は強く結びついているわけですからね。
当然、それは身体のだるさに繋がるわけですよ。
で、この負のループを早めに抜け出さなければならないと。
このままでは沼に溺れて城之内くんが死んでしまうと。
まず、手っ取り早い方法が叫びながら腕立て伏せをしまくるということです。
要するに肺にある悪い気を吐き出し、身体をがむしゃらに動かして空っぽにするわけですね。
結局、身体を動かすのが1番なんです。
ただ問題があるとすれば家で叫ぶことができない点ですね。
さすがに近所迷惑になってしまうからね。
それがまた負のルートを生み出す要因になりかねませんから。
ゲーム中に叫んで通報される人みたいになるわけにはいかないからね。
となると、もう成功体験をでっち上げるしかないわけです。
無理矢理にでも精神のベクトルを上向きにするわけです。
いわばメンタルの市場介入ですよ。
為替操作です。
じゃあ何を成功体験にすればいいか。
何がいいですか?
今の俺になにができるんだよ。
何かできたところで「でも、どうせ」っていうネガティブ接続語が脳裏をよぎってベクトル下がるだけなんだよ。
もうそんな段階じゃないんです。
このままだと壊れてしまう。
ばたんきゅ~は近いです。
じゃあ、もう取れる手段はひとつですね。
通報されたらごめんなさい。