環状線の車窓からっぱい

通勤で電車に乗るんですけどね、この歳になっても先頭車両って新鮮なんですよ。

先頭車両っていうか、運転席から見える景色なんですけどね。

横の窓から見える景色とかあと何分で着くかの確認程度にしか認識してないんです。

基本的に、早く着かねえかなっていうか帰りてえなとしか思ってないからなんですけどね。

先頭車両で運転席から景色が見えるタイプのやつはなんか見ちゃいますね。

で、なぜ見てしまうのかと。

別に電車好きってわけじゃないんですよ。

なんなら必要ないなら乗りたくないし。

 

それで、ちょっと考えて気付いたのがそもそも景色を見ていたのかっていうところでね。

視点がどこを中心にしていたのかっていう話なんです。

例えば日本百景だとしてもカズレーザーがいればカズレーザーに視点がいってしまうじゃないですか。

ゴレンジャーがいればピンクレンジャー目がいくわけじゃないですか。

ピンクレンジャーがいればおっぱいに目がいくわけじゃないですか。

そういう感じで自分は先頭車両の車窓から何を見ていたのかを考えてたんです。

線路でした。

 

永遠に続くように見えるレール。

予想できない分岐。

自分が進んでいるというより線路を吸い込んでいるかのようにすら見えるそれに惹かれたわけですね。

あと車窓にはおっぱいがないんでね。

おっぱいがあると自然とそっちに目がいってしまうわけですけども。

線路上にはおっぱいはないんでね。

逆にあるとそれはもうあれですよ。

事件ですよ。

 

だからある意味安心できるというか。

誰にも怒られることなく好き放題線路を見続けられるわけですから。

これがおっぱいだと理性と本能の葛藤に悩まされるわけですけどね。

線路だと本能の赴くままに欲望を満たすことができますからね。

ある意味おっぱいよりランクは上ですよ。

だからみなさんも線路を見るべきなんです。

人としてのランクを上げるべきなんです。

線路はおっぱいの上位互換ですからね。

だからおっぱいを見るのは実質線路を見ていると言っても過言ではないわけです。

線路を見てるだけですからね、おっぱいを見てるわけじゃないですからね。

これから暑くなりますから。

だからこれからも色んな線路を見続けます。