豆撒きが恵方巻きに変わった日
先日、節分でしたね。
昔は節分といえば鬼に豆を投げつけながら「出ていけ!」と追い込みをかける非常に陰湿な行事のイメージでした。
しかしながら、いつからかその陰湿さは影を潜め、恵方巻きを食べるというえらくシンプルなイベントに変わっていたわけです。
そこで問題になっているのが食品ロス問題。
いわゆる廃棄ってやつです。
小売が売れ残りを廃棄処分しているものを見て勿体無いだのなんだの言ってるわけです。
常日頃から廃棄出まくってるのにここだけピックアップする必要あるのか?
突っ込んじゃいけない穴はスルーしつつ、じゃあ節分の廃棄はどうすれば減らすことができるのか。
シンプルな話、需要があるから売ってるわけで誰も買わなきゃそもそもの文化自体なくなるわけですけれどもね。
いや、文化は大切にしないといけないでしょうと。
盆もハロウィンもクリスマスもやるくらい節操ないけど文化は大切にしましょうよと。
そもそもなんで廃棄になるかというと日持ちしないからなんですよね。
酢飯で海鮮を包んで海苔で巻くわけなんでもたないわけですよ。
ただ、なんか恵方巻きとかいいながらトルティーヤとかどら焼きとか巻いてるっぽいし拡大解釈していけば日持ちする恵方巻きが作れるんじゃないだろうか。
たどり着いたのがバナナでした。
バナナならある程度日持ちするし、冷凍すれば延長も可能。
恵方を向いて無言で丸かじりするにも適した形状。
皮で包まれているので実質恵方巻きと言っても問題はないウホ。
これからの2月3日は、全国の小売店はバナナの叩き売りで賑わうウホ。
一家団欒で同じ方角を向いて無言でバナナにかぶりつくウホな。
いずれそんな光景が日本で当たり前になるウホ。
人類ゴリラ計画完成の日は近いウホ。