なんでも「鬼滅の」ってつければいいってもんじゃん

画面からマウスカーソルがどっか行って帰ってこない。

 

最近、丸くなったなあって思うんですよね。

昔は、何事に対しても否定的で斜にかまえたクソガキじらせてたわけなんですけど。

その名残をひきずりつつも、肯定的になれたというか。

「普通」ってやつを異様に嫌ってた過去に比べたら、とてもマイルドになれた気がするんですよね。

これが年齢によるものなのか、なんやかんや社会のレールに乗ってるが故の環境適応のおかげなのかは定かではないですけどね。

けどまだ丸くなりきれてない部分もあるわけですよ。

まだ「普通」をどこか遠ざけてる部分があるというか。

大衆とかマジョリティってものに抵抗感があるわけですよね。

ただそういうものを避けている会話に困るわけですよ。

共通の話題ってものを握っていかないと天気の話か口を噤んで息ができなくなることがしばしばあるのでね。

で、今絶賛みんなの話題ツールになってるものがあって。

鬼滅の刃っていうんですけど。

 

あれねえ、知ってたほうがいいのは間違いないんですよ。

結構それの話題事態は小耳にはさむんですけどね。

そのなんだろうな。

流行ってたら見たくないんだよね。

 

わかりますかね、これ。

よくないんだけどね、これ。

しっかり自分もその一部だというのに、どこか世間一般ってものを下に見てる醜い自分がいるんですよね。

どこか違うんじゃあないかって思ってしまっている、いや、思いたいあのころの自分がどこかに生きてるんですよね。

これの何がよくないっていうのはね。

世間一般と別で考えてることではなくてね。

無知でマウントとろうとしてるところなんですよね。

 

本来は逆なんですよ。

知っていることで無知の大多数に対して内心でマウントとるのが正常なはずなのに、

無知をさらして特別であろうとする滑稽なサルでしかないわけなんです。

これはいけない。

大多数の、「普通」の人間にならなくちゃあいけない。

アマプラで観られる?

なんならあらすじを追うだけでもいい?

ねえんだよなそれが。

 

もう斜に構えて「普通」を忌み嫌う普通のサルであることが脊髄の芯からしみ込んでしまってるんです。

もう無理なんだよ。

流行っちまった時点で終わりなんだ。

株と一緒さ。

靴屋が話始めた時点で鬼滅も半沢も終わりなんだ。

だから俺は。

サルはサルらしく。

今日も動物園でレバーを握るのさ。