腸内不穏大学

〜前回のあらすじ〜

望まれていた自宅での検便に失敗し、職場の便所での検便を余儀なくされたますお!

その結果には無情にも要検査の文字が記されていた!

 

だいたい健康診断から2週間後に郵送されたんですけどね。

家に帰ったら自分宛の封筒があったわけですよ。

で、今まで全ての欄がA判定だったわけです。

要注意とかもなかったんです。

余裕の合格点だったんですよ。

模試で書く志望校間違えたかなってレベルだったんですよ。

そりゃ油断するでしょう。

いつもと同じように鼻息混じりで開けてみたら要検査の3文字ですからね。

B判定超えてFでしたから。

ある意味書く志望校間違えたかなって感じでしたからね。

確かに違和感はあったよ。

封筒持った瞬間にちょっと感じましたよ。

なんか分厚いなって。

 

F判定叩き出した不健康体にのみ送られる特別なギフトが入ってましたからね。

スペシャルギフトの書類が入ってましたから。

嬉しかったね。スペシャルですよ。

何色に燃えるんですかね。

 

で、何でF判定叩き出したかっていうと便潜血だと。

要は便に血が混ざってますよってことだと。

で、これってぶっちゃけ原因がわかんないわけですよね。

切れてんのか、ポリープなのか、はたまた別のなのか。

切れてるにしてもどこで切れてるのか、原因はなんなのかとか。

調べないとわかんないわけですよ。

極論、便に吐血しても出るわけでしょ?

 

そしたら吐血したのが問題なのに、腸の問題にかわるわけじゃないですか。

つまり職場のトイレで誰かが吐血して、その血が自分の便に混ざってしまったってこともあるわけじゃないですか。

つまり便潜血には無限の可能性が秘められてるわけですよ。

言ってることわかりますか?

俺にはわからん。

 

 

 

余裕の状況から一挙に逆転されたますお。

不穏を取り除くため即日病院へ駆けこんだ。

しかし、そこで医師から放たれた言葉は予想はしていたが期待されないものだった…。

次回、バジリスク甲賀忍法帖

腸内検査