空腹は小説より飢なり

明日ですよ。

いや〜ほんといやだな。

だいぶ先のことだと思ってたけどなんだかんだあっという間でしたね。

辛いわ。

何がって言うとまあ、

出口が入り口に変わるんですけど。

 

で、もうそれに関してはなんだろうな。

あんまり憂鬱感はないんですよ。

意外と焦ってないというか。

まあ、いうて麻酔あるしっていうのがあるんでね。

問題は今、まさに起こっているわけですよ。

腹が減った。

 

病院のほうに検査前日のご飯を3食分レトルトで渡されてましてね。

それと大量の水で過ごせと言われまして。

朝が味のないお粥。

昼が味のないお粥とおやつみたいなハンバーグ。

夜がポタージュスープ。

なめとんか?

 

この質素な食事で明日は昼の検査終わるまで何も食べられないんですよ。

これはキツい。

すごく厳しい。

ダイエットってこんなんなんですか?

みんなこんなことやってるんですか?

正気の沙汰じゃないよ。

目の前でコロッケ食う父親も正気の沙汰じゃないよ。

なめとんか?

 

しかも宿便を出さなきゃいけないんでね。

就寝前に下剤を飲まなくちゃいけないんですよ。

で、その下剤の名前が「ヨーデル」。

なめとんか?

 

小林製薬か?小林製薬なのか?

あっ!じゃねえんだわ。

こっちは空腹でイライラしてるんだわ。

もう些細なことに苛つきを覚え始めてるんですよ。

だから明日、何食べるかだけを考えてようかなって。

でも、食べ物のことを考えてると辛くなるんですよね。

 

食べたいと思っても、食べられないので

そのうちますおは考えるのをやめた。