類は友を呼ぶのか
昔、日本橋のオタロードとかゲーセンにいる人って同じ種類の人間が集まってるよなって話をしてたことがありましてね。
服装というか雰囲気というかタイプの似た人たちが集まっているなと。
果たしてオタク気質がそうさせたのか、もともとそういうオーラの人間が集まったのか。
一体何があの独特の雰囲気を出しているのか。
今日、久々にゲーセンに行ってわかりました。
場所のイメージがそうさせているんだと。
その場所の持つイメージっていうのがその人を変えてしまうわけです。
家にナイトプールあるアイアムパリピみたいな人でも一度あの薄暗い室内で筐体のレバーを握ればゲーマーになるし、それがガンダムならチンパンジーになります。
家が市役所みたいな生真面目堅物おじさんも一度パチ屋に入ればパチンカスになるし、それが聖闘士星矢ならハイエナになります。
だから結局のところその人となりなんてどうでもよくて、その場所がその人のイメージを決めているんだということです。
そして外から見ればゲーセンにいる人なんてみんな同じなのに、「俺は鉄拳勢よりましだ」「動物園のほうがヤバイ」とか目糞鼻糞のマウント合戦を繰り広げてるわけです。
一度ゲーセンに入ってしまえば職人音ゲープレイヤーもヤンキーみたいな鉄拳勢もチンパンジー気質のガンダムプレイヤーもさして違いはありません。
実際のところ中に入ってみればやべえ一帯とそうでない部分のヒエラルキーじみたものも確認できますが、知らない人からすれば同じ穴の貉です。
勝ってようが負けてようがホールに行くやつは総じてギャンブラーです。
ただ、今までゲーセンやホールの比較的アンダーな場所に行ってきました。
カードショップは一味違った。
あそこはなんか雰囲気とかそういうフワッとしたもので片付けられない何かがあるんですよね。
そういう抽象的なものじゃなくて、なんていうか、こう。
臭い。
うん、臭いんですよ。
これは場所のイメージがとか、人がとかそういう次元の問題じゃないんですよね。
ツンとくるスメルが確実に自分の鼻腔を通り抜けていくのがわかるんです。
だから今回の場所のイメージが作りあげる何かって言う点で結論を出すならば
カードショップにいる人は臭くなる。