気不味い沈黙耐久レース

最近、仕事で同じ会社のあんまり知らない人と働くことが多いんですけどね。

やっぱりお互いあまり知らないから話したりしないわけですよ。

でも、なにかしら2人になる空間が生まれるタイミングが若干発生するわけでね。

自分は別に沈黙でもいいんですよ。

お互い黙って沈黙の艦隊でいいわけですよ。

でも、向こうが沈黙の艦隊に耐えきれずにちょいちょい砲撃してくることがあるんです。

それが見えない銃を撃ちまくるトリガーハッピーなら問題ないんですよ。

ブルーなハーツを持つ人物ならそれに合わせた返しができるし、空気をしっかりトリガーハッピーな撃ち合いに持っていってくれますからね。

ただ、ハーツが違うタイプっていうかね。

なんなら沈黙の艦隊寄りの人とが、なんとかしなきゃってカミカゼぶっこんでくることがあるんです。

当然悪気はないはずなんです。

気まずいな。なんとかしなきゃな。

そういう善意が生み出す悲劇が話題の特攻を仕掛けるわけですよ。

2人の絶妙な間が消しかけてくるわけですよ。

それが一番困る。

 

キャッチボールするような人間じゃない。

なんなら壁当てで満足しちゃうタイプの人が無理くりボール投げつけてくるわけですよね。

当然受け取らざるを得ないんです。

知らねえっつっても会社の人なんで。

繋がりがあるんで。

でも投げるボール次第でその継続率が決まるわけです。

単発か連荘か投げた時点で決まるわけです。

受け取りやすい、返しやすいボールを投げるべきなんですよ。

それが投げる人の責任なんですよ。

答えがイエスかノーの質問は避けるべきなんですよ。

 

突然「…飯食べた?」

って言われてもびっくりするじゃないですか。

まさか話しかけられると思わないじゃないですか。

今までお前沈黙の艦隊だったじゃねえか。

 

ただそこで「いいえ」だけで返すのはさすがに悪いと。

相手がまた投げやすい球で返さなきゃならねえと。

だから「まだですね〜。まあ食べる暇ないんですけどね笑」

これが精一杯。

これが不意打ちかまされて頭から血流してる俺の全力。

エスノークエスチョンにたくわんつけるのが精一杯。

「ふーん」じゃねえわ。

一番だめなやつだろ。

星の数ほどある返事の中で1番だめなやつですからね。

投げ返すっていうか受け取ってるかも怪しいからね。

はたき落としてますから。

国際試合の杉内の投球練習みたいになってたから。

 

だからトリガーハッピーじゃない人は無理やり話しかけないでほしい。

「えっ?話しかけてくるんですか?」ってなるから。

聞く方も大変なんですから。

聞き手はやめろ!ブルガリア